きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 油揚げなどを持って歩いていた母親が、提灯を持つ人影についていくうち複数の光を見て、その人影が消えるという形で狐に化かされたという。
- 細部
- 語り手の母親が油揚げなどの食べ物を持って夜道を歩いていたとき、狐に化かされる出来事があったという。前方に提灯を持って歩く人の姿が見えたため、それについていくと、やがて数個の光がふっと浮かんで見え、次の瞬間にはその人影ごと消え失せてしまった。食べ物を持ち歩く際に化かされやすいという語りは、この地域の他の狐話とも共通する型であり、実体験として家族内で語り継がれてきた点が特徴的である。
- 広まり方
- 1997年の『奈良県立民俗博物館研究紀要』所収、奥野義雄「狐をめぐる伝承とその介在者について」に記録がある。
- 地域
- 京都府南山城村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ