きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 北有馬で人を化かす性悪狐を懲らしめようと若者が策を練り、父親や位牌に化けた狐を巧みにだまして釜で煮殺したという話。
- 細部
- 南島原市北有馬町に伝わる話で、里で悪さを重ねる性悪な狐に手を焼いていた一人の若者が、これを懲らしめようと一計を案じた。まず、家にいないはずの父親を迎えに出たふりをして化けた狐をおびき出し、馬の背にくくりつけて家まで連れ帰ると、そのまま釜でゆでてしまう。ところが狐はすきをみて逃げ出し、今度は位牌に姿を変えて隠れていた。若者はそれも見抜いてまんまと騙し、再び捕らえると、煮えたぎる釜に投げ込んでとうとう煮殺してしまったという。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』に掲載された、榊木敏「伝説の島原(三)」に記録がある。
- 地域
- 長崎県南島原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ