きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 松原市には祟る狐や恋する狐、300年生きる霊狐、開墾に励む狐など、性質の異なる狐の話が数多く伝わっている。
- 細部
- 松原市には狐にまつわる話がいくつも伝えられている。神社の境内で小便をした男が、その無礼のために狐の祟りを受けて命を落としたという話がある一方、祭りの帰りに出会った狐にかんざしを贈ったところ恋心が芽生え、狐が嫁入りの支度を進めたものの、大量の嫁入り道具を運ぶ苦労がたたって疲れ死んでしまったという話も伝わる。また、白狐は百年生きると霊狐になるとされ、男狐は三百年、子を産む女狐は百年生きるといい、大和川の改修工事に反対して浅香の狐と力を合わせた勇敢な狐が三百歳になったとき、猟師と戦って相打ちになったとも語られる。さらに、村人の手伝いをして食べ物を得ていた百姓狐や、大和川べりを歩いては開墾地を探し出し畑を耕すものの、畜生の悲しさですぐに場所を忘れてしまう狐の話も伝わっている。
- 広まり方
- 1990年の『近畿民俗』所収、加藤孜子「松原の民話と道の関係」に記録がある。
- 地域
- 大阪府松原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ