きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 四国に狐がいなかったのは弘法大師が鉄の橋が架かるまで渡るなと命じたためで、海底電線の開通後に狐が渡ってきたとされる。
- 細部
- 丸亀地方には、四国にはもともと狐が一匹もいなかったのだという由来話が伝わっている。その理由は、弘法大師がかつて狐に対し、鉄でできた橋が架かるまでは決してこの地へ渡ってはならないと申し渡したからだとされる。ところが後の世になって本州との間に海底電線が敷かれると、これも一種の鉄の橋にあたるとみなされ、狐たちはようやく四国へも渡って来られるようになったのだと語られている。近代のインフラ整備を昔語りに取り込んだ興味深い由来譚である。
- 広まり方
- 1936年の『郷土研究』に立花正一が発表した「讃岐丸亀地方の伝承」に記録がある。
- 地域
- 香川県丸亀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ