まちだのきつねにまつわるぞくしん
町田の狐にまつわる俗信
国内
未確認生物
- どんな話か
- 町田市内には狐が茶や火の玉、幻の音で人を化かす話や、初午の日に茶を控える習わしが複数伝わる。
- 細部
- 初午の日の朝方には熱い茶を飲んではいけないとされ、その理由として、出雲から稲穂を持って逃げてきた狐が茶の木の下に隠れて難を逃れたからだと語られる。ほかにも、提灯をともし車の音を響かせながら近づいてくるが、間近になるとどちらも消えてしまう狐や、便所へ向かう人の耳元で神楽の音を響かせて姿を消させ、後に神社で発見させる狐、シボウという場所で火の玉となって現れ人を病や死に至らせる狐の話が伝わる。人を惑わす手段が音・光・幻覚と多岐にわたる点が異様とされる。
- 広まり方
- 中島恵子「市ヶ谷の茶の木稲荷―稲荷と茶―」(『西郊民俗』1976年)、今越祐子・増田昭子「多摩の昔話(一)平野部」(『常民文化研究』1982年)に記録されている。
- 地域
- 東京都町田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ