きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 難産の往診に呼ばれた医者が山道の先の屋敷で赤子を取り上げ、実は狐の出産を助けていたと分かる話。
- 細部
- 本庄に住む医者のもとへ、ある夜更け難産だと知らせが入り、人力車に乗って往診に向かうことになった。ところが気づけば見覚えのない山道を延々と進んでおり、たどり着いた先には立派な屋敷が建っていた。そこで無事に赤子を取り上げると酒や肴を振る舞われてもてなしを受けたが、目が覚めたときには野原にひとり寝かされていたのだった。実は狐の出産を助けていたのであり、振る舞われた酒肴は、村の頼母子講から何者かに盗み出されていた本物の品だったという。
- 広まり方
- 『宮崎県史 別編 民俗』(1999年)所収、矢口裕康「音声表現」に記録がある。
- 地域
- 宮崎県国富町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ