くまののおどるきつねとがけへいざなうきつねのいたずら
熊野の踊る狐と崖へ誘う狐の悪戯
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人が踊ると釣られて踊る、はらわたを食べる、美しい場所に誘い込むなど、狐の悪戯が語られる。
- 細部
- 人が踊り出すとつられて狐も一緒に踊り出すことがあり、その隙をついて狐を仕留めたという話が伝わる。一方で狐に化かされるとは、実際には狐に体内の栄養(はらわた)を奪われることを指し、行者に頼んで追い出してもらう必要があったという。また、山中で道に迷った人が青畳を敷いたような美しい場所に出て、そのままふらふらと高い崖まで連れて行かれてしまうこともあり、これも狐や狸の仕業とされていた。
- 広まり方
- 雜賀貞次郎「弘化、嘉永年度の奥熊野の民俗と方言」(旅と伝説、1935年)と、國學院大學及び南山大学の1960年・1979年の調査報告に記録がある。
- 地域
- 三重県熊野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ