ひとをばかすきつね
人を化かす狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 女に化けそこねた狐や、化かされて盆棚にもぐり込んだ男など、駒ヶ根に伝わる狐話の数々。
- 細部
- 駒ヶ根には狐に化かされる話がいくつも残る。女の姿になりきれず口もとに髭を残したまま現れた狐に、村人がわざと騙されたふりをして嫁に来ないかと持ちかけ、祝言の杯に映った髭で正体が知れて逃げられた話。新盆の家へ向かう男が化ける現場を目撃し、待ち伏せるつもりが自分は盆棚の蚊帳の中で力んでいた話。狐と一緒に首をくくろうとしたが軽い狐だけが宙に浮いた殿島の五兵衛の話。峠で出会った男に誘われ、夜通し山中で芝居を演じ続けていた話。どれも笑いに落とす筋立てである。
- 広まり方
- 1971年の『西郊民俗』所収、北沢和子「駒ヶ根市の昔話―中山大重翁の昔話―」に四話がまとめて記録されている。
- 地域
- 長野県駒ヶ根市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ