しょうぞくえのきのきつね
装束榎の狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大晦日に関東中の狐が装束榎に集まって身支度を整え、王子稲荷へ参詣したという。
- 細部
- 大晦日、すなわち十二月晦日になると、関東の狐たちは装束榎に集まり、身なりを整えて王子稲荷へ参詣した。狐火を灯す行列が早く現れるか遅く現れるかによって、その年の穀物の豊凶を占った。王子ではこのほか、狐が歌を歌い、踊る姿を見たという話もある。装束榎の話は『旅と伝説』1936年の「王子の装束榎」(青野清)に、歌と踊りの話は『日本随筆大成』第1期1975年の『半日閑話』(大田南畝)に記録されている。
- 広まり方
- 旅と伝説(1936年)の王子の装束榎の記事や、日本随筆大成収録の半日閑話に見える。
- 地域
- 東京都北区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ