きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 桐生では狐の嫁入りと重なる婚礼を忌み、狐が取り憑く「たかる」現象にも祓いで対処したと伝わる。
- 細部
- 桐生では、狐にまつわる二つの言い伝えが記録されている。ひとつは婚礼にまつわる忌みで、狐の嫁入りが起きたのと同じ夜に人間の祝言を挙げると、狐の怒りを買ってさまざまな災いが降りかかるとされた。そのため、狐火や狐の嫁入りと噂される夜には、婚礼の日取りをずらしたという。もうひとつは狐が人に取り憑く現象で、これを「狐がたかる」と呼んだ。取り憑かれた者は神主に祈祷を頼んでお祓いをしてもらうが、なかなか離れず、家族は大変な思いをしたと伝わっている。
- 広まり方
- 1928年の雑誌『民族』掲載、卜部諧路「狐の嫁取りといふこと」、および1983年刊『黒保根村清水の民俗』の東京女子大学史学科民俗調査団による報告にそれぞれ記録がある。
- 地域
- 群馬県桐生市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ