都市伝説データベースのトップへ

噂の出所をたどる

都市伝説データベース

国内と国外に分けて引ける非公式アーカイブ/urban-legend.1llum1n4t1.org

苅田の左右違いの化け狐のイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

かんだのさゆうちがいのばけぎつね

苅田の左右違いの化け狐

国内 未確認生物
どんな話か
馬乗りに化けていた狐が、目の左右が入れ替わっていたことから見破られ、家中に打ち殺されたという話。
細部

福岡の城下からほど近い岡崎村を舞台にした話である。この村に馬乗りとして仕えていた高橋弥左衛門が、ある日用向きがあると言って家を出たが、まもなく引き返してきてしまう。妻が理由を尋ねると、相手方で話が済んだので仕方なく戻ってきたのだと答え、ひどく疲れたと言い残して寝間に下がった。付き従っていた者たちも食事を終えて休んだ。ところが家の年老いた婆が、主人はいつも右目を患っているはずなのに、今日は左目のほうがつぶれていると妻にささやいた。

確かめてみるとまさにその通りだったため、寝間の戸を閉め切り四方から取り囲んで打ちかかったところ、コンコン、カイカイと声を上げた。従者たちも供をしていた狐を退治した。まだ年若い狐であったために、変化の術も中途半端に終わったのだろうと語られている。

広まり方
1974年の『日本随筆大成』第二期所収、神谷養勇軒『新著聞集』に記録がある。
地域
福岡県苅田町
年代
不明
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

← 19417 件の一覧へ戻る