けんぞくぎつね
けんぞく狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 貧しい男がけんぞく狐に助けられ富を得るが、供物の負担に耐えかね元の貧しい暮らしに戻った話。
- 細部
- 玖珂町にいたある男は、楮を買い集める仕事をしていたが暮らし向きは貧しかった。あるときけんぞく狐と呼ばれる憑き物筋の狐に助けられるようになり、次第に財を成して楮問屋を営むまでに至った。ところが年月がたつにつれ、この狐の子や孫の分までお供え物をすることが求められるようになり、その量と負担は増す一方であった。ついに男はこれに耐えられなくなり、祈祷師に頼んでお祓いを受け、狐との縁を絶って元の貧しい暮らしへと戻っていったという。
- 広まり方
- 1959年の『民話』に掲載された、松岡利夫「防長の民話」に記録がある。
- 地域
- 山口県岩国市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ