いいづなのよあるききつねつき
飯綱の夜歩き狐憑き
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人に憑いて病ませ、夜歩きや天井へ上るなどの振る舞いをさせたため祈祷で祓ったという伝え。
- 細部
- この地方では、きつねが人に取り憑いた例が語られている。憑かれた者は体調を崩して病人となった。ある娘に憑いたときには、夜中に出歩いたり、天井へ上ったりと、平生ではありえない動きを見せたという。こうした状態を鎮めるには祈祷師に頼んで祓ってもらうのが決まりだった。憑きものを病として捉えつつ、医者ではなく宗教者の領分として処理する枠組みが、この土地の共同祈願の記録のなかに残されている。
- 広まり方
- 1988年刊『長野県史 民俗編 北信地方』の共同祈願の章、祈とう師の節にあるつきものの項に収められている。
- 地域
- 長野県飯綱町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ