かみあわのきつねのばかし
上阿波の狐の化かし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 深夜に嫁入り行列を何組も見たり、同じ山道をぐるぐる回らされたりするのは狐の仕業だとされる。
- 細部
- ある人が小学六年生の頃、六月末の深夜二時か三時に藪の近くで嫁入り行列がいくつも通り過ぎるのを目撃したといい、これは狐が化けたものだろうと語られた。また別の話では、朝から山へ出かけて夕方に帰ろうとした際、同じ道を何度もぐるぐると回っているうちに日が暮れ、一服して休むといつのまにか出発した場所に戻っていたという。実在しない行列を見せたり、方向感覚を狂わせて同じ場所を歩かせ続けたりする点が異常である。
- 広まり方
- 『中京民俗』1994年「口承文芸」(中俣とし子ほか)に採録されている。
- 地域
- 三重県伊賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ