きつねになまぐさものをとられるはなし
狐に生臭ものを取られる話
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道でイワシや油揚げなどの生臭ものを持ち帰る途中、狐に取り憑かれて奪われるという話が伝わる。
- 細部
- 以前、夜に他家へ呼ばれ、イワシや油揚げなどの生臭ものを持って帰る道では、狐に出会うことがあった。狐が背後に回ると背中がぞくぞくするが、煙草を吸うと気配が消え、「抜けた」と言った。生臭ものを風呂敷に包んで背負っていると、狐が背中に乗り、いつの間にか荷を奪うこともあった。さらに、狐の夫婦の片方だけを殺すと祟り、残った狐が子どもを囲炉裏に落とすなど、悪いことを起こすと語られた。これらは国学院大学民俗学研究会の『民俗採訪』1983年、旧桧沢村の記録に載る。
- 広まり方
- 1983年の民俗調査で、旧桧沢村の住民から聞き取られた。
- 地域
- 茨城県常陸大宮市
- 年代
- 不明(1983年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ