きつね
狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 生駒山の瓢箪山稲荷には辻占という占いがあり、そこを通る人は実はケン属さんという狐の仮の姿だとされている。
- 細部
- 生駒山にある瓢箪山稲荷には、独特で興味深い占いの風習が伝わっている。占いを望む者はまず神前でその望みを小声で唱え、それから夜、稲荷の付近一、二丁ほどの野道に身を潜めて待つ。そこへ通りかかった人の身なりや話す内容を見聞きし、それを稲荷の占い所へ伝えると、吉凶や運勢を判断してもらえるのだという。ただし、こうして道を通る人々は実際の人間ではなく、ケン属さんと呼ばれる狐が仮の姿を借りて通っているのだと言い伝えられている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、下村作二郎「いなり漫談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府東大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ