じぞうにばけるきつね
地蔵に化ける狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 地蔵に化けて道をふさぐ狐の障りを鎮めるため地蔵盆を営み、その地蔵を化け地蔵と呼んだ。
- 細部
- 通行人の前に地蔵の姿があらわれて道を塞ぐことがあり、これは狐が化けているのだと考えられた。人々はその障りを狐の祟りと受け止め、稲荷神社で地蔵盆を営んで供養することにした。このときこしらえた地蔵は化け地蔵の名で呼ばれるようになったという。怪異を退治するのではなく祀り込むことで折り合いをつけた例であり、稲荷の場で地蔵を供養するという組み合わせにも、土地の信仰のありようが表れている。
- 広まり方
- 1985年の『中京民俗』に載る後藤田哲人・大塚貢による口承文芸の報告に記録がある。
- 地域
- 滋賀県東近江市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ