おっとにばけたきつねをみやぶるばば
夫に化けた狐を見破る婆
国内
未確認生物
- どんな話か
- 階上岳の麓で人を化かす狐が老爺に化けて婆の前に現れるが、身体的な違いから見破られ退治される。
- 細部
- 階上岳の麓、晴山沢の沢あいには、人をよく化かす狐が棲んでいた。ある夕暮れ、その狐が老爺に姿を変えて老婆の前に現れたが、老婆は正体を見破って狐を殺した。別の語りでは、雪の降る夕方、左目の見えない爺に化けて帰ってきた狐を、右目の見えない本物の爺との違いから婆が見抜く。いずれも狐が退治された後、この土地から人を化かす狐はいなくなった。『青森県史 民俗編』2001年所収、階上町の記録。
- 広まり方
- 『青森県史 民俗編』(2001年)所収「はしかみのむがしこ」(荻沢甚作)に2話が収められている。
- 地域
- 青森県階上町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ