はくさんしのきつねばかしとよみち
白山市の狐化かしと夜道
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道で提灯を消したり油揚げを盗んだり、火葬場の火を焚き火と思わせたりする、きつねに化かされる話。
- 細部
- 河内町にはきつねに化かされたという話がいくつも伝わっている。夜道を歩いていると提灯の明かりを消されてしまうのはきつねの仕業だとされた。また、村の下手にある急な道を段はしごで登る途中、鶴来の町で買った油揚げを前に抱えず背中に背負って運ぶと、必ずといっていいほどきつねに取られてしまい、気づいたときにはなくなっていたという。さらに、ある人の父親が夜道を歩いていたときに焚き火を見つけて暖まっていたところ、いつの間にか夜が明けており、そこは実は火葬場で、暖まっていた火は死者を焼く火だったと分かって仰天したという話も語られている。これもきつねに化かされた結果だと信じられていた。
- 広まり方
- 1996年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「石川県石川郡河内村 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ