ふじさわのきつねおどりときつねのばかし
藤沢の狐おどりと狐の化かし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 御幣を持つ者に狐を憑けて踊らせる遊びと、狐に化かされ牢に入れられた話が伝わる。
- 細部
- 狐おどりと呼ばれる行いがあった。一人が御幣を手にして狐を招き、まわりの者が唄を歌ってはやすと、御幣を持つ者が踊りだしたり障子の桟をよじ登ったりする。唱え言をして背中を三度叩けば狐は帰り、当人は正気に戻ったという。明治以降は禁じられたが、竹やぶの陰などで人目を避けて続けられていた。また、狐が医者に化けたのを見抜いた人が、後から来た者にそれを告げたところ、立派な医者を侮辱したとして牢へ入れられてしまう話もある。実はその後から来た者も狐で、牢だと思ったのは田に立てられたイナブラであった。
- 広まり方
- 1986年の『西郊民俗』所収、大島建彦と丸山久子による「藤沢市の狐踊り資料」、および1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』第八編第一章第六節に記録がある。
- 地域
- 神奈川県藤沢市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ