ふじみまちのあぶらあげきつねつきおとし
富士見町の油揚げ狐憑き落とし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 床にいた病人が急に起き上がって獣の声を上げ、油揚げを添えて送り返したという憑きもの落とし。
- 細部
- 寝ていたはずの病人が突然飛び起き、狐のような鳴き声を発して、どこの狐だなどと口走った。親類縁者が枕元へ集まり、御幣を振って払いにかかる。あわせて狐の好物である油揚げをこしらえ、それを持って木戸から外へ送り出した。キツネツカイと目される家の近くまで行き、二度と戻るなと言い置いて、後ろを振り返らずに帰る。油揚げはその場に置いてきたという。別の証言では、祈とう師に拝んでもらって落としたとも語られている。
- 広まり方
- 1988年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 仕事と行事』第九編民間信仰、祈とう師の節のつきものの項に二例が載る。
- 地域
- 長野県富士見町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ