えちぜんちょうのきつねのあぶらなめ
越前町の狐の油舐め
国内
未確認生物
- どんな話か
- 宿で死人の側の灯明の油を注ぎ続けた男が、実は白狐に化かされ芋畑で油を舐められていたという話。
- 細部
- 日が暮れたため一夜の宿を頼んだところ、通された部屋には白装束をまとった死人が横たえられていた。灯明の油が切れると火が消えてしまうと言われ、持ち合わせの油を惜しみなく注ぎ足し続けた。ところが不意に後ろから肩をたたかれて我に返ると、そこは家の中ではなく芋畑の真ん中で、里芋の葉に向かって延々と油を注いでいたのだった。旅人はまんまと白狐に化かされ、大事な油をすっかり舐め取られてしまったのだった。
- 広まり方
- 1937年の『南越民俗』所収、「狐狸妖異談」に記録がある。著者は不明。
- 地域
- 福井県越前町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ