えちぜんしのきつねとかんおけのばん
越前市の狐と棺桶の番
国内
未確認生物
- どんな話か
- 油売りが狐に化かされて棺桶の番をさせられ、鐘の音を地獄の光景と思い込んで命乞いをした話。
- 細部
- 味真野町を通りかかった油売りの男が、いつのまにか狐に化かされて棺桶の見張りを命じられていた。ふと我に返って逃げ出したところ、近くの寺では鐘をつく音に合わせて人々がタタラを踏むように騒いでいる。その様子を目にした油売りは、自分は死んで地獄へ落ちたのだと思い込み、震えながら許しを請うて命乞いを始めた。周囲の者たちにさんざんからかわれて、ようやく正気を取り戻したという。
- 広まり方
- 1937年の『南越民俗』所収、「狐狸妖異談」に記録がある。著者は不明。
- 地域
- 福井県越前市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ