きとう
祈祷
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 萩市見島で昭和53、4年頃、ひどいカサブタに悩む子のために吉祥寺で祈祷したところ数日で治ったという。
- 細部
- 萩市見島に伝わる話。昭和53、4年頃のこと、なかなか治らないカサブタに悩む子を持つ親がいて、病院には診せず、代わりに吉祥寺まで祈祷を頼みに出向いた。住職は本来なら受診を勧める立場だったが、熱心な願い出に折れて祈祷を引き受けたところ、それからほどなくしてカサブタは跡形もなく治ってしまう。もともとこの種の祈祷にはあまり手応えを持っていなかった住職だけに、症状がすっきり消え去った結果には、心の内でひどく驚かされたのだという。
- 広まり方
- 2002年刊行の『山口県史資料編民俗1民俗誌再考』所収、長谷部八朗「生老病死の民俗:離島生活と病気-見島・宇津村民における病因観と治病行動-」に記録がある。
- 地域
- 山口県萩市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ