きたろうぎつね
きたろう狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山形の殿様の飛脚として秋田まで速走した狐が、油揚げ好きの癖を見抜かれて捕らえられたという話。
- 細部
- 天童の里にきたろうと呼ばれる狐が棲んでおり、人間の姿に化けて山形の殿様に仕える飛脚となり、秋田の殿様のもとへ手紙を運んでいた。その足の速さは飛ぶがごとくであったが、道の途中にある油揚げを売る店には必ず立ち寄って買い食いをする癖があった。この癖に気づいた農鍛冶屋が狐の仕業と見抜き、ねずみの天ぷらを鉤先に仕込んでおいたところ、翌朝そこにきたろう狐が掛かっていたという。
- 広まり方
- 1965年の『芸能』に載った野村純一の「どんぺからっこ・ねっけど(十六)―最上の昔話―」に記録がある。
- 地域
- 山形県天童市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ