きしたけさま
岸嶽様
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 名護屋を治めた岸嶽一族の慰霊碑は岸嶽様と呼ばれ、そばを通るだけで体が冷えたり頭が痛んだりする強い祟りがあるという。
- 細部
- 名護屋の地を治めていたものの豊臣秀吉の軍勢に討たれてしまった岸嶽一族、その霊を慰めるために建てられた石碑が岸嶽様と呼ばれている。この碑のそばを通り過ぎるだけで、急に体が冷えたり頭が痛くなったりすると恐れられており、粗相をして小便をかけるようなことは論外とされている。かつて道路工事のためにこの石碑を動かそうとした際にも、祟りに見舞われたという。以前は四月の第一日曜あたりの時期に、この石碑を祀る行事が行われていた。
- 広まり方
- 1999年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による佐賀県東松浦郡呼子町の調査報告書に記録されている。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ