きれいなおんな
綺麗な女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 父を亡くした孝行息子の嫁は美しい女で、化物が出る家に住むと、夜明けには姿を消し家に金を残していた。
- 細部
- 対馬に伝わる話である。思いがけない事故で父親を失った、親孝行で知られる男のもとに、ある日美しい女が嫁いできた。この嫁は自ら望んで、夜ごと化物が現れるといわれる曰くつきの家に住まいを構えた。しかし朝になって明るくなってみれば、嫁だけがそこにおらず、家の中いっぱいに金だけがまき散らされていたという。花嫁自身が家に取り憑いていた化物の正体だったとも読める結末で、異類の女房が富を残して去る昔話の型に連なる。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』に載る鈴木棠三「対馬の昔話(一)」に記録されている。
- 地域
- 長崎県対馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ