きのせい
木の精
国内
未確認生物
- どんな話か
- 霊力の強い山や拝所の大木を伐ると祟りがあるとされ、戦前にはその木材で建てた家で木の倒れる音や白装束の樵の幻影が現れたという。
- 細部
- 古くから立ち続けている木には、それだけ強い木の精が宿るとされる。とりわけ霊力の強いとされる山や拝所にある大木を伐り倒すと、必ず祟りが及ぶと恐れられていた。戦前のこと、そうした神聖な山から切り出した材木を使って家を建てたところ、夜になるたびにパサリパサリと木が倒れるような音が聞こえるようになり、さらには白装束をまとった樵の姿が夢に現れるような出来事が続いたという。
- 広まり方
- 1995年の『南島研究』所収、仲田栄松「沖縄本部町備瀬の民俗」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県本部町
- 年代
- 戦前
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ