きのこ
きのこ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 貫前神社の神木に生えた蛙の形の茸が、戦況に応じて大きくなったりしぼんだりしたと語られた。
- 細部
- 太平洋戦争の敗戦が近づいた頃、上州一ノ宮の貫前神社に立つ欅の神木に、蛙の形をした茸が生えたことがあった。これは神木に宿る軍神が怒って姿を現したものだと噂され、以来、戦況とこの茸を結びつけて語る話が広まっていった。日本軍が大きな戦果を挙げたときには茸も大きく膨らみ、逆に玉砕などの悲報が届くとしぼんでしまうといわれ、さらに敗戦が目前に迫った頃には、蛙の形をした茸に蛇が巻きついたような姿になったという話にまで発展したという。
- 広まり方
- 西郊民俗(1963年)所収、中島恵子「現代の世間話」に記録がある。
- 地域
- 群馬県富岡市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ