しゅりょうのきんき
狩猟の禁忌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 立山町の猟師には、猫を撃たない、イタチの横切りを嫌う、熊の舌でその後の獲物を占うなどの禁忌があった。
- 細部
- 立山町の猟師の間には、獲物や出会う生き物にまつわるいくつかの禁忌があった。猫は撃たれると化けて出るとされ、猟の対象にはしなかったという。イタチが道を横切ることは「えものの縁が切れる」として嫌われたが、これは横切られた場合に限られ、ただ姿を見かけただけなら特に忌むことはなかった。また、仕留めたクマが舌を出したままになっていると、その後まもなく別のクマも捕れるとされた。生き物のふるまいや姿を、猟の吉凶を占う手がかりとして読み取っていたことがわかる。
- 広まり方
- 1973年刊行の『富山県史 民俗編』第二章「クマとカモシカ」(石原与作執筆)に記録がある。
- 地域
- 富山県立山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ