きんかさんまつりのぜんや
金華山祭の前夜
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大祭前夜、網地島の姉神が大蛇となって潮を噴きながら金華山の妹神のもとへ泳ぎ、見た者は変死するという。
- 細部
- 五月の初巳の日に行われる大祭の前夜になると、網地島に祀られている姉神が竜蛇と呼ばれる大蛇の姿に変じ、潮を噴き上げながら真夜中の海を泳いで、金華山に祀られた妹神のもとへ手伝いに向かうのだという。この姿を実際に目にしたという者も語られているが、見た者は必ず変死してしまうと恐れられている。同じ地域には、このほかにも「カザアナの蛇」や「仙人沢の蛇」といった蛇にまつわる怪異が伝わっており、金華山祭の前夜という特別な時に起こる怪異として語り継がれている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の妖怪変化・幽霊の事例篇に記録がある。
- 地域
- 宮城県石巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ