きじむなー
キジムナー
国内
未確認生物
- どんな話か
- 老木に宿る子供ほどの姿の精霊で、人を背負って海面を歩き漁に連れて行き、獲物の片目だけをもらう代わりに残りを与えるという。
- 細部
- キジムナーは見た目こそ子供くらいの小さな体をしているが、実際には並外れた力を持ち、木の主として古い木にのみ宿るとされる。年月を経ていない若い木には決して住みつかないという。夜になると人の背中に乗り移るように自分の背に人を負ぶい、決しておならをしてはいけないと念を押しながら、水面の上を歩くようにして漁場へと連れて行く。そうして釣れた魚のうち、キジムナーが受け取るのは片方の目玉だけで、残りの身はすべて連れて行った相手にそっくり譲る。基本的には人間に害をなすことのない存在として語られている。
- 広まり方
- 1970年の『沖縄の民俗』所収「葬制・墓制」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県座間味村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ