きじむなー
キジムナー
国内
未確認生物
- どんな話か
- ガジマルの古木に宿る精霊キジムナーにまつわる、提灯火や線香遊び、失せ物探しなど那覇に伝わる複数の言い伝え。
- 細部
- 那覇にはガジマルの古木に宿るという精霊キジムナーの話が数多く伝わる。夜には提灯のような火が枝を渡り歩くといい、旧盆の晩に線香へ「チャーリ、パッテイカチ」と唱えると火が現れたり消えたりするとも語られた。暗がりに円を描いてメリケン粉を撒き、線香を灯して隠れる遊びをすると、戻ったときに粉の上へ足跡だけが残るという。木の精霊であるキジムナーは材木運びを手伝う一方、悪さをした者を海へ放り込んで死なせたとも、物がなくなったときに名を呼んで唾をはじくと草陰から現れるとも伝えられている。
- 広まり方
- 1969年の『豊高郷土史』所収、豊見城高校郷土史研究クラブの報告のほか、1985年の『昔話―研究と資料―』新城真恵論文や1932年の『旅と伝説』島袋盛敏「首里のまじなひ」にも記録がある。
- 地域
- 沖縄県那覇市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ