きじむなー
キジムナー
国内
未確認生物
- どんな話か
- 海や人家に住み魚を取って人を助けるとされるが、老木で眠る姿をいたずらされると夜通し人を苦しめることもある。
- 細部
- 名護市に伝わるキジムナーは、海辺や人家に棲みつき、魚取りを行うほか、熱を下げるなどして人の命を助けてくれる存在とされる。一方で気性を損ねると恐ろしい一面も見せる。ある老婆が川端を歩いていたとき、老いた木の梢に、フグイ(睾丸)の目立つ子供が枝を枕代わりにして眠っているのを見つけた。好奇心から竹竿でその急所をそっとつついてみたところ、子供は驚いたように跳び上がり姿をくらましてしまう。老婆は驚いて家に逃げ帰ったが、その晩は夜通しキジムナーに押さえつけられ、身動きが取れないまま苦しんだという。
- 広まり方
- 1985年の『昔話―研究と資料―』に掲載された新城真恵「沖縄の河童か?」、および1973年の『沖縄県史』第3章に収められた新屋敷幸繁「奄美大島の『けんもん』と喜如嘉の『ブナガヤー』」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県名護市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ