きじむん
キジムン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 老巨木に住む赤い子供の姿のキジムンが人に富をもたらしたが、木を焼かれ移り住むと元の家は傾き移った先の家が栄えた。
- 細部
- 宜野湾市に伝わるキジムンは体が赤く、総角に結った髪をした子供のような姿をしており、ピンギの老巨木を住みかとしていた。ある人はこのキジムンに毎晩漁へ連れて行かれ、獲れた魚は左目の分を除いてすべて分け与えられたため、大きな富を得るようになった。しかし夜ごと起こされることを次第に疎ましく思うようになったこの人は、ついにキジムンの棲む木に火を放ってしまう。キジムンは住みかを追われて熱田へ居を移したが、それ以降、火を放った人の家は傾いて没落し、代わってキジムンを迎えた熱田の家が栄えるようになったという。
- 広まり方
- 1989年の『日本民俗学』に掲載された辻雄二「キジムナーの伝承-その展開と比較-」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県宜野湾市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ