きいろいほね
黄色い骨
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 相川町関の女性行者が井戸を掘る際に黄色い骨を見つけると水が湧き出し、骨の主が師匠に憑いて多数の埋葬者の存在を語ったという話。
- 細部
- 寒戸様の御利益で病から回復し行者の道に入った女性がいた。お籠りと水垢離のための井戸を掘ろうとしたが、なかなか掘り進められずにいたところ、黄色い骨が出土した途端に清らかな水が湧き出すようになったという。この骨の持ち主とおぼしき霊はその後、女性の師匠のもとに憑いて語り出し、自分のほかにもまだ何百人もの骨がこの土地に埋まっていると告げた。中には680年前の山崩れに巻き込まれて命を落としたお松という娘が、船頭とともに埋もれているのだという話も含まれていた。
- 広まり方
- 1984年の『新潟県史 資料編23 民俗2』所収、山本修巳「行者とムジナ」の項に記録されている。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ