やしきのきのきんき
屋敷の木の禁忌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 屋敷内や家の中に木を植えるのを嫌い、木が家を越えて伸びると家運が傾くとした。
- 細部
- この土地では屋敷の内に木を植えることが忌まれた。とりわけ家の中に果実のなる木を植えるのは避けられている。理由として語られるのは高さの問題で、木が家の屋根より伸びてしまうと商いが左前になる、あるいは家が栄えなくなるという。人の住まいと植物の背丈を競わせる形で語られており、家の格を保つための目に見える基準として機能していた。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「民間信仰」の報告による。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ