たつごうのおいつけないちょうちん
龍郷の追いつけない提灯
国内
未確認生物
- どんな話か
- 正月用のハオリを受け取った帰り道、夜の旧道に見えた提灯の光を追いかけても追いつけなかった話。
- 細部
- 正月に着るためのハオリを受け取った帰り、夜の旧道を歩いていると、前方にいくつかの提灯のような光が揺れているのが見えた。追いつこうとして歩を速めても一向に距離が縮まらず、そうしているうちに光そのものがふっと見えなくなってしまったという。この不思議な光の正体こそがケンムンマッツだったと語られている。ケンムンにまつわる怪異の中でも、姿ではなく光として現れる点が特徴的な一例であり、正月という特別な晩の出来事だったことも印象を強めている。
- 広まり方
- 奄美民俗ノート 1980年掲載、重江良彦「ケンムンに魚の目を取られた話 他一話」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県龍郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ