けんむん
ケンムン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 赤い毛の生えた子供ほどの体で、猫とも犬ともいわれる顔と竹のように細長い足を持ち、魚の目玉だけを食べ相撲を好むという妖怪。
- 細部
- ケンムンは体つきが小さく子供のような姿をしており、全身に赤い毛が生えているとされる。住処はウスクやガジュマルといった木で、顔つきは猫に似ているとも犬に似ているともいわれ、はっきりしない。足だけは竹のように細く長く伸びているのが特徴とされる。漁を非常に好み、釣った魚のうち目玉の部分だけを食べる習性があるといい、また相撲好きとしても知られ、人を見かけるとしばしば勝負を挑んでくる。旧暦の7月頃になると海辺から山へと移動していくとされ、蛸だけは苦手にしている。なお、ケンムンが住みついた家は裕福になるとも言い伝えられている。
- 広まり方
- 1989年の『日本民俗学』所収、辻雄二「キジムナーの伝承-その展開と比較-」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県恩納村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ