けんもん
けんもん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 日暮れの谷間でけんもんに声をかけられた八木氏の体験談で、まゆ毛を数える習性への対処法も伝わる。
- 細部
- 名瀬と小宿のあいだで日が暮れかけたころ、八木という人物が谷間の小滝を通りかかると、そこで火にあたっていた数匹のけんもんに「あたりませんか」と誘われた。姿は子供くらいの大きさで肌は浅黒く、着物をまとわない裸のままだったという。恐ろしくなった八木氏は自分の耳をふさぎ、眉につばをつけて一目散に走り帰った。けんもんには人の眉毛の本数を数える癖があるとされ、山道を抜けて隣村へ向かうときは、あらかじめ眉につばをつけて撫でておくと難を逃れられると言い伝えられている。
- 広まり方
- 1973年刊『沖縄県史』第3章に収録された新屋敷幸繁「奄美大島の「けんもん」と喜如嘉の「ブナガヤー」」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県奄美市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ