けむん
ケムン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 釣った魚の目玉を抜き取ったり、浜に丸い足跡を残したりするケムンの目撃談を宇検村からまとめる。
- 細部
- ざこの番をしながら釣りをしていたところ、釣り上げた魚の目玉がことごとく抜き取られているのに気づいたという。その釣り場の上には大きなガジュマルが立っており、そこにケムンが棲みついていたのだといい、枝手久島にも同様のケムンがいると語られる。毎晩のように浜辺には丸い足跡が残されていたともいう。また、村役場の裏手の道をケムンが山と行き来する姿が目撃されており、移動する際には役場の横を流れる川を伝っていくといい、海に一週間、山に一週間という周期で行き来していたとも伝わる。知恵遅れとされていたある女性は、ガジュマルの木の下にたくさんのケムンがいるのだとよく話していたという。
- 広まり方
- 1992年の『奄美民俗ノート』掲載、先田光演「ケンムンの話」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県宇検村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ