けまつり
毛祭り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 獲物を仕留めるたびに体の7箇所の毛を切って木のまたに供え、日光権現に感謝する狩猟儀礼。
- 細部
- 檜枝岐村の狩人は、獲物を一頭仕留めるごとに毛祭りと呼ばれる儀礼を行ってきた。耳と耳の間のえり首、左右の耳先、左右の前足の先、左右の後ろ足の先という順に、体の7箇所からそれぞれ毛を切り取り、木の股などに供えて日光権現様へ祈りを捧げる。祈るときには自らを猿丸猟師の子孫であると名乗ることが決まりで、そう申し述べれば神が一段と手厚く守ってくださるといわれている。獲物への感謝と狩りの安全とを、体の一部を捧げるという形で神に伝える習わしである。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の狩猟・獲物の分配の項に記録されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ