やまきたのけっかいしゃもじたいじ
山北のケッカイしゃもじ退治
国内
未確認生物
- どんな話か
- 産室に現れ囲炉裏の自在鈎をよじ登るもので、しゃもじを仕掛けて打ち殺したという。
- 細部
- 出産の場に生じる異形として語られてきたもので、生まれ落ちるとまっすぐ囲炉裏の上の自在鈎を伝って上っていくとされた。そこで、あらかじめ鈎に飯しゃもじを結びつけておき、登ってきたところを見計らって打ち据え、始末したのだという。台所の道具立てがそのまま対処法になっている点に、産の場をめぐる不安が家の日常の設えへ形を変えて残っている様子がうかがえる。
- 広まり方
- 1952年の『民俗採訪』所収、小林梅次「玄倉」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ