せっちんのけが
雪隠の怪我
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 便所で怪我を負った者は死ぬという言い習わしで、短い一句の禁忌として書き留められている。
- 細部
- 厠で身体を傷つけると命を落とすという言い伝えである。記録はごく短い一句にとどまり、由来も、どのような怪我を指すのかも語られていない。それでも各地の言い習わしを集めた報告のなかに拾い上げられており、土地の人々のあいだで口に上る決まり文句として通用していたことが分かる。厠という日常の片隅の場が、死と直結した危うい場所として扱われている点に、この種の俗信の特徴がよく表れている。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』に載る浅見安之「国々の言習はし」第十七回に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ