けばたけ
ケバタケ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 小鹿野町では、畑近くの巨岩の下で昼飯を食べていた人が岩の転倒に巻き込まれて亡くなり、遺体も見つからなかった場所をケバタケと呼び、近寄るとろくなことがないと言われた。
- 細部
- 小鹿野町の畑地のそばに、大きな一つの岩があった。ある時、その岩のかたわらで昼飯をとっていた人がいたところ、突然岩が転倒し、その下敷きになって命を落としてしまった。岩があまりにも巨大であったため、下敷きになった人の遺体を見つけ出すことはできなかったという。それ以来、この岩のあった場所はケバタケと呼ばれるようになり、そこに近寄るとろくなことが起きないと、地元では言い習わされてきた。畑仕事の最中に起きた思いがけない事故が、この場所を忌む言い伝えとして残ったといえる。
- 広まり方
- 1978年発行の『埼玉民俗』に山崎泰彦が寄稿した「両神村の伝説と世間噺と鳥の昔話と」に紹介されている。
- 地域
- 埼玉県小鹿野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ