かぜをよぶまじない
風を呼ぶ呪い
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 風が吹かないとき、船の炊事役の顔にへそびを付けて滑稽な格好で踊らせ、風を呼ぼうとしたという。
- 細部
- 航海の途中で風がぱったりと止んでしまい、いつまでも吹かずに困ることがある。そうしたときには、風を呼び寄せるためのまじないとして、船で炊事を受け持つカシキと呼ばれる役の者の顔にへそびを塗りつけ、わざと滑稽な格好にさせたうえで踊らせるということが行われていたのだという。深刻な航海の停滞を、笑いを誘うような装いと踊りによって打開しようとする、船乗りたちならではの風習である。
- 広まり方
- 1941年刊『民間伝承』所収、倉田一郎「風をよぶ呪い」に記録がある。
- 地域
- 宮城県石巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ