かぜのかみ
風邪の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 風邪を引いた男がスルメを焼くと、その臭いを嫌った風邪の神が押入れから出て去り、風邪が治ったという。
- 細部
- ぼろぼろの長屋にひとり住む貧しい男の話である。冬のある日、風邪をひいた男が体を温めようとスルメを焼きながら酒を飲んでいたところ、部屋の押入れから貧相な身なりの老人がふらりと姿を現した。この老人こそが風邪の神であり、男が焼いていたスルメの匂いがどうにも苦手で、たまらず出てきてしまったのだという。風邪の神が部屋を去っていくと、それまで男を苦しめていた風邪は嘘のようにあっさりと治ってしまった。
- 広まり方
- 1991年の『近畿民俗』所収、原泰根「『チャアクライジジイ』のこと(2)」に記録がある。
- 地域
- 大阪府岸和田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ