かぜ
カゼ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 岸岳の怨霊カゼに当たると高熱と悪寒で命を落とすとされ、薬は効かず波多三河守への祈願だけが頼りだという。
- 細部
- 唐津市肥前町に伝わる話である。岸岳にゆかりのある怨霊がこの地をさまよっており、これをカゼと呼んでいる。カゼに当たってしまうと高熱と悪寒に苦しめられ、最後には命を落としてしまうとされる。この症状はどのような薬を使っても治すことができず、ただ波多三河守様に祈願することだけが助かる道とされている。岸岳の落人にまつわる祟りの一種として、村では長く恐れられてきた。
- 広まり方
- 1990年の『西郊民俗』に掲載された田中丸勝彦「落人伝承と崇り神(三)―唐津周辺のキシダケバッソン―」に記録がある。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ