かやつりだぬき
蚊帳吊り狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道の真ん中に蚊帳が吊るされ、めくってもめくっても次の蚊帳が現れて先へ進めなくなる怪異。狸の仕業とされる。
- 細部
- 徳島県美馬郡の旧三島村(現・美馬市)では、夜の寂しい道をふさぐように蚊帳が現れ、めくって進もうとしても内側から次の蚊帳が続くため、前後を囲まれて一晩中その場をさまよう羽目になると伝わる。慌てず腹に力を込めてめくり続ければ、三十六枚目で外へ出られる。狸の化かしと考えられ、近代以降は現れなくなったと記録されている。
- 広まり方
- 阿波の狸伝説を集めた郷土研究のなかで記録され、現在では過去の出来事として語られる。
- 地域
- 徳島県美馬市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ