うわじまのかわうそをみあげるきんき
宇和島の川ウソを見上げる禁忌
国内
未確認生物
- どんな話か
- 出くわしたときは目を伏せよ、見上げれば見上げるほど相手は巨大になる、と戒められた川獺の俗信。
- 細部
- 蒋淵で聞き取られた戒めである。道すがら川ウソに出くわしたときは、けっして顔を上げてはならず、視線を落として通り過ぎるのがよいとされた。反対に見上げてしまうと、その分だけ相手の背丈がぐんぐん伸びていくのだという。見つめる側の目の高さに応じて大きさが変わるという語り口は、見上げ入道の類と共通する発想で、正面から相手をしないことが唯一の身の守り方になっている。
- 広まり方
- 1985年の『常民』に載る中央大学民俗研究会の愛媛県宇和島市蒋淵調査報告書に記録がある。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ